窓を開けば広がる湿原。口を開けば毎度の失言。好きな気候は温暖湿潤気候、たけはらDです。
失言癖って遺伝するのですね。ソースは我が2歳の娘。
家族旅行の帰り、駅から家にまでタクシーを利用したときのこと。さっそくおしゃべり好きな娘が喋り出します。「ねえねえコレ誰?」運転手さんは、高倉健風味の無口な方。”コレ”とか言わないで欲しいわあ怖いから。「タクシーの運転手さんだよー、おウチまで送ってくれるんだよ」と教えると即座の一言。「ねえパパ、コレしゃべるの?」
確かに、パパもママも「(この人うんともすんともしゃべらねーなー。感じわるっ)」と思とりました。でもそれを言っちゃあおしめー。おしめはパンパース。あわてて娘が持っていたアンパンマンの風船を指差し「うんコレ、コキンちゃんはしゃべらないよ」とごまかしてその場をやりきったのでございます。我ながらファインプレイ。
ところが家に近づいたところで、それまで一言も発しなかった運転手さんが突然口を開きました。「右側で良かったですかね?」それを聞いた娘は目を輝かせ、「パパ!コレしゃべるよ!」「ねえねえしゃべるよ!」と大はしゃぎ。うんうん、我が娘よ、そうなるよね。我々大人はいかに裏表があり、建前で生きているかを痛感させられる出来事でございました。
ともあれ、今年も最後の放送とあいなりました。毎年恒例年末ギャグでお別れです。またライコネン、ハッキネン、アイルトン背中!