Vol.889

震災から1年が過ぎる頃に忘れていた揺れが何度かやってきた。下から突き上げるような思い出したくない、あの感じがまた蘇った。やはり怖いのは否めない。思わず体を硬直させてしまう。まだまだ数年は油断しては行けないのだ。それは分かっているのだが、慣れない慣れたくない感覚だ。我々が、しっかりと後世に伝えていかなければならない教訓は、たくさんある。自然と共に生きていくというのは、そういうことなのかもしれない。しっかり心に留めて生きていかなければと強く思うのである。

日々の雑事に忙殺されていると、気づかなくなってしまう些細な変化をしっかり感じることができる本来の人の心みたいなものを取り返した感じなのだが、また何事もない日々が続くと忘れてしまうのかもしれないが、この気持ちは忘れてはならないのだ。平穏に暮らせることへの感謝を日々感じていなければならないのだ。喉元過ぎれば熱さ忘れるというが、忘れては行けないのだ。バカみたいの笑ったり、怒ったり、泣いたり、そんな日々を重ねていくことがとても貴重で尊いことなのだ。

最近イベントで、県内各地を回らせてもらっているが、ホールのスタッフと来店してくださったお客様との笑顔でのやり取りを見るたびに、これが大切なことなのだと思う。人間しっかり働いたら、ゆっくり休むことも楽しむことも、大切なのである。それが仲のいい大好きな人たちに囲まれてできるのであれば、こんなに幸せなことはないではないか。生きていることに、生かされてることに感謝しながら、楽しみを見つけて歩いていこうではないか。きっと一筋の光が見えてくるはずだ。