Vol.763

今日で9月も終わり、いよいよ今年もあと三ヶ月という言葉が交わされる季節になった。
一年というのはほんとうに早いものだ。若い頃は早く大人になりたいなんてことを考えていた。
そんな時は時間の経つのがものすごく遅く感じられ、一刻も早く大人というカテゴリーに入り好きなように時間を作り楽しいことばかりで過ごしたい。なんて無責任なことを勝手に考えていた。
大人という生き物は、何でも大人という名のもとに許されると思っていた。こどもでくくられる時期は束縛や規制みたいなものにガンジガラメにされているような気がして、一刻も早くおとなになることを望んだ。しかし時間というものは、そうたやすく味方をしてくれず、学生時代の数年間は本当に牛歩のように遅く感じた。
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齢25歳も過ぎれば、なんだか急速に時間の経つのが早くなり、あっという間に一年が過ぎていく。
しかしその年令でも早く感じていたのに、年齢を重ねるごとにその早さは加速度を増し、今では気がついたら一年が過ぎていたという感じなのだ。あの時もっと大切に時間を過ごしておけばよかったなんて、真剣に考えたりするのだ。どこかで聞いた話だが、人間は経験値が増えていくほど時間の経過は早く感じる。
つまり何も知らないうちは、あれもこれも珍しく初めてのことばかりなので時間の経過が遅く感じるのだが経験値が増えていくとどれもこれも知っているので、気持ちがスルーし感動も感激も少なくなり時間の経過が早く感じるようになるそうだ。未だ知らないことは沢山あるのに、時間が早く過ぎていくような気がする私はどう説明すればいいのだろうwwwしかし、確かに理解が早くなる分それだけ多くのことが出来るようになり、必然時間は足りなくなる。そしてその分だけ物事に没頭しあっという間に時間は過ぎてゆくのだ。
知っている台をスルーして、新しい台に魅力を感じるのも同じことではなかろうか?
さあ何をするにも良い季節。季節は秋である。新しいことにチャレンジするも、今までのことを掘り下げるのにもいい季節である。秋風を感じながらそんな時間に没頭するのもいいかもしれない。