Vol.694

先週末の雨が嘘のように、天気は好天に向かった。運動会や体育大会が予定されてい
たところは、中止になるところ、お昼までに切り上げるところや、トラック競技以外はすべて別日に移動なんてところもあったようだ。まあ何れにしても、お子さんが最後の運動会や体育大会だった親御さんは気がきではなかったと思う。
ところが昨日からのあの暑さ、折角ならばやはり日曜日は晴天のもと想い出を作らせ
てあげたかったと思うのだ。

運動会で楽しみなのは家族がみんな集まってのお昼である。いつもはなかなか集まれ
ない家族が、みんなで集まってのワイワイガヤガヤの昼食、お母さんの手作りのお弁当。特別なものでなくとも嬉しかった。それはみんなで食べるからでお兄ちゃんやお姉ちゃん、おじいちゃんやおばあちゃんが一緒の小さなそのスペースは、なんだか暖かくてくすぐったくて友達が呼びに来ると自慢げにおやつを見せて後ろ髪を引かれるおもいで、運動場にかけ出した。

親になって考えてみると、この運動会ってやつは、我が子の成長を確認する幸せな時間になっていたのである。成長するごとに、親が来るのは気恥ずかしくなり、手作りのお弁当ではなくなっていくのだが、これはやはり貴重な経験なのである。親御さんが忙しくて来れないとこの子は、友だちの家にお呼ばれになったものだ。そんなつながりがいつの間にか無くなって寂しいと思っているのは私だけではなかろう・・・。