Vol.685

今日は本当にあたたかな一日だった。まるで初夏を思わせるような陽気で、これなら桜も一挙に花開くことだろう。この時期は「やれ花見だ」「送別会だ」「歓迎会だ」と何かと飲み会が多い。私は、こんな風体だからかどうか知らないが、やたら飲みにいっているような印象を周りの人に与えるようで、「どこかいい店知りませんか?」とか「毎晩でしょ?」

なんて質問をよく受ける。まあ、もっとも駆け出しの頃、夜の店でDJの仕事などをしていたことがあって、毎夜その店に仕事に向かう訳だから。その店に向かってる姿をたくさんの人たちに見られたわけで、毎夜毎夜夜の繁華街を歩いている印象が強かったのかもしれない。しかしである、あれから30年ほどが過ぎているのに未だにそう思われている。それだけそのときのインパクトが強かったのだろう。

実際の私はと言えば、飲みにいくのは年間数えるくらいで、行くのは局関係の忘年会や
新年会、打ち上げくらいである。元来あまり酒に強くなかったので、外で飲むのはあまり得意ではない。というか好きではない。

昔から飲んだら眠たくなってしまう私は、横になれないところで飲むのは不向きである。しかも、こんな仕事をしているにもかかわらず、飲み会の席で楽しく盛り上げると言うことが得意ではない。そして話すのがあまり得意ではないのだ。にわかに信じられないことかもしれないが、実際そうなのだ。だから、「奥田さんと一緒に飲んだら楽しそう」というのは幻想なのだ。

ほんの身内の人たちとはホームパーティーのような飲み会はしても、街に出てパーッとと言うのは難しいのだ。この番組でロケに行った際に盛り上がっているのは、私にとっては精一杯の背伸びなのである。虚勢を張っていると言っても過言ではない。そんな飲み会が多い時期、これからをどう片付けていくかは、私にとって大きな課題なのだ。