Vol.667

先日この番組のディレクターの一人がおめでたい日を迎えた。
私もそのお祝いの席に招かれて番組スタッフの一員として出席をさせて頂いた。いつ行っても祝いの席というのはいいもので、笑顔と拍手と優しい眼差しが会場を包んでいた。たくさんの仲間たちが、それぞれに二人との様々な思い出を思い起こしながら、ひとりひとりの思いを胸に晴れやかなその場所で、幸せを共有した。私は彼とは彼がこのディレクターという仕事に就く以前からの知り合いで、そういう意味でも何だか同級生の結婚式に出席するような、いや家族の結婚式にでも出席するような感じで何だかソワソワしながら二人を見守った。

何時も皆のことを一番に考える、ムードメーカーの彼は、我々出演者やその他のスタッフにも細かに心を配り、誰からも愛されるそんな言わば理想的なディレクターなのである。そんな彼は一旦はミュージシャンを目指し上京、友人と二人でメジャーデビューを果たした。同じ熊本出身ということで、私も応援をさせてもらっていた。月日が流れ、気がつくと彼は地元熊本で、番組ディレクターを目指し活動を始めた。

そして、この番組が私達を再び合わせてくれた。あれから何度も彼に助けられ、今日のわたしがある。みんなから愛される人物というのは、こんな人なのだと、祝いの席で拍手を送りながら、考えた。どうか幸せな家庭を築かれることを、祈るばかりである。