Vol.666

あっという間に、11月になってしまった。
大抵こんな文章でこの時期は書き始めてしまう。
でもやっぱり、幾つになっても、いや歳を重ねるごとにその思いは強くなってくる。もう日に日にってことだ。若い頃はなかなか進まない時間に苛立ちもしたものなんだが、としを重ねるごとに、その思いは強くなる。

若い時代には思いもしなかった、体の変化を感じたり、気持ちの変化を感じたりしているが、まあこれが大人になるという事いや老いるということなのだろう。老いるというのには早いに決まっているが、こうやって、としを重ねていくと不安になるのは果たして自分は大人になっているのか?まあもちろん体は大人なのであるが…精神的な部分だ。そして、自分自身がなりたかった、憧れていた理想の大人になれているのか?まあ、最後の部分に関しては全くダメであるが、果たして、少なくとも自分が嫌いな大人になっていないかということである。

考えてみるとそこも部分もちょっと怪しく思えて来た。要するに体だけ老けてというか歳をとってしまい、心は全くのガキのような気がしてならないのだ。どうするよぉ~。哀しすぎる…。しかもそんな大人が、時間のスピードを歳を重ねるにつれて重く感じるのである。まったくこまったものだ。
大人になっても子どもの心を忘れないって書くと良さげに聞こえるが、よく考えるとただ単に、大人になりきれない子供なのかもしれない。これだと頂けない。そんなことを考えた11月の寒い日であった。