Vol.654

昨夜から所々で、激しい雨に見舞われた日本列島。
滋賀や大阪・京都の方でもかなりの雨が降り、被害も出ている。
もう今年は雨はしばらくお休みしてほしいと思う。

さて、昨日からお盆休み、いや先週の土曜日からお盆休みという方も多いだろう。
早いところでは、もうUターンラッシュが始まっているようだが、お盆の14日皆さんは如何お過ごしだろうか?例にもれず、我が家も家族が島原の実家に里帰りをしている。
私はというと、朝の番組があるのでひとり留守番なのである。

昼過ぎに熊本港まで家族を送り、仕事を続けながら考えた。そういえば食事をしていない。時間も中途半端で、どこに食べに行こうか?いろいろ考えた末に、近所のちゃんぽん屋さんに行くことにした。
私はよく引きが強いといわれるが、ここでも引きの強さを我ながら実感した。
近所のちゃんぽん屋は、最近ハワイにも支店を出した大手チェーン店で、名の知れた店である。一時期かなり味を落としてお客さんもめっきり減っていたが、ここ数年で、経営改革を行いまあ見事なまでに立ち直った店である。ま、そんなことはいいとして、その店で引きの強さを実感したのだ。

ただ駐車場には赤い車が一台。
外から店内をのぞくと、夕方の早い時間ということもあって、貸し切りって感じであった。もしかしたら、赤い車はお店のスタッフのものかもしれない。そう思いながら店の中へ。入ったら外から見えないところに、何だかリゾート地からの帰りのような派手なワンピースを着た女性が一人。こんな日に一人でかわいそうだなぁ~~と思いながら、横を通り過ぎて店の奥へ行こうとしたら、どうも見たことのあるやつなのだ。店内は今入ってきた私と、その女性だけ。

「まずい!」と思ったが、こんなときに声をかけないと後でややこしい事になる。

その女性は、私に気づくこともなく一心不乱に麺をすすっている。余程おなかがすいているか、いつもこうなのか・・・。リゾート帰りのような格好なのに哀れな感じである。

仕方がないので、意を決して声をかけてみると、彼女は対峙しているちゃんぽん丼から顔を上げた。

番組でお馴染み「中村久美」である。

彼女は、「あぁ~どうしたんですか?ひとりですか?どうぞ~」と

自分のテーブルに案内する。これまた仕方がないので、広い店内おひとり様同士で、ちゃんぽんディナーと相成った。あぁ、しばらくはこの店には行きたくない・・・。

引きが強いのも、時と場所と人を選んでほしいと思った私であった。