Vol.844

あれから一か月と10日になろうとしている。
滅茶滅茶だった我が家も少しずつ、
本来の姿に戻ろうとしている。
本来の姿と言っても、地震で倒れた家具たちをおおよそ廃棄にして、散乱していた物を箱に詰め足の踏み場を作っただけであるが、やっとフローリングが見えてきて、それだけでも安心している自分がそこにいる訳で、兎に角ひとまずこれからどうしようというところまでたどり着いた。

開かなかった3部屋の扉も、根気強く毎日少しずつ人力で押して、人が入るだけ扉をこじ開けその人一人分の隙間から入り、扉の内側の荷物を片付け、中へ入り床も見えない部屋を片付けて行くという前近代的な掃討作戦で臨んだ。

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これからは、家具が無くなった後の中身をどうするかを考える時になった訳だ。
今回の震災で学んだことは、みなさん同じだと思うがなるだけ高いところにものを置かない。
避難する動線を確保する。
高い食器はすぐ壊れる。
である。みなさんも無理をせず、ボチボチ行きましょう。

Vol.843

復興へ!本震から1ヶ月が過ぎた。まだ余震は続いている。
あの大きな揺れを経験した大人も子どもも今でも少しの揺れがあっても、あの時の恐怖がよみがえるのだ。
大人でも恐怖を感じたあの揺れは、子どもたちにも大きな爪痕を残した。あの揺れを経験していない私ですら、震災の後の余震の揺れでもこうも続くと恐怖を感じる。あの揺れを体験したほとんどの人たちならば、ましてやである。

留守宅だった我が家は、最初の前震の後片付けもできず、本震を受けたわけで、それはそれは驚くほどのというか、開いた口が塞がらないほど、メチャメチャにやられた。地震から1ヶ月間を過ぎても手がつけられないような状態も続いているのだ。がんばらねば!
もちろんそれは、住宅が全壊や半壊した方々に比べたら贅沢とも言える、現状なのだ。
いま少しずつ我が家も復旧に向け前進している。

Vol.842

あれから、20日になろうとしている。こんなことがよもや熊本で起こるなんてまだ信じられない。
皆さんのお宅はどうだっただろうか?未だ避難所暮らしや、車中泊を強いられている方もいらっしゃるだろう。心からお見舞いを申し上げたい。そしてくれぐれも無理をされないよう少しづつ前に進まれんことを望むばかりである。

今日は雨風の強い一日だった。まるで嵐のような天気で、地震の被害の大きかった南阿蘇や益城のことが心配である。幸いなことに家族は不在だったのだが、マンションの11我が家は相当な被害を受けた。当時家にいなかったことが本当に運が良かったと思うしかない。我が家のあの惨状を見ると、あのとき家にいたら本当に命の危機に遭遇しただろう。

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家具はほとんど、元あった場所からかなり移動した挙句すべてが倒れていた。今日やっと、少しだけ手をつけたがきちんと片付けるにはこれからしばらくかかるだろう。命があっただけでも幸いなのだ。

震災で全国のたくさんの皆さんから支援をいただいた。感謝を忘れず、いろんな心配はあるが、前を向いて一歩一歩、前を向いて歩いていくことが我々にできることではなかろうか?