Vol.839

以前事務所があった、平成の桜通り・中央通界隈を久しぶりに通ったら、通りは7分〜8分咲きでまあ何とも美しい桜並木、桜のトンネルのようになっていた。美しさにしばし見とれるくらいだった。が、よーく見ると、通りを一本入るとまだ2〜3分咲の木が多かった。今年は結構長く楽しめそうだ。
桜の花もやがて満開になろうとしている。日本を訪れる海外の方がたが特に喜ぶのが日本の四季の移り変わりによって彩られる日本の景色だそうである。春のさくら、そして初夏の新緑、秋の紅葉冬の雪景色など、四季がある日本ならではの風景である。

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そしてその四季の移り変わりに合わせた日本人の暮らしやそれに育まれた日本人の情緒は、世界に誇れる美しさを持っていると思う。
桜のこの時期も、日本人としてはやはりワクワクするのだ。寒さがまだ残る別れの3月を過ぎると春、桜が咲き誇る季節に始まる新しい日々。コレもまた日本ならではであろう。花見に浮かれる気持ちもよく分かる。これからは、しばらく賑やかな声が桜の周りに集うことだろう。この季節何かを始めようと思う方も多いかと思う。新しい季節に新しい環境で新しい自分を見つけることが出来そうなそんな桜マジックに包まれようとしている。今年はきっといつもより少しだけ長く桜が楽しめそうな春である。

Vol.838

今日熊本でも桜の開花宣言がされ、いよいよ待ちに待った春の到来である。風邪はまだ少し冷たいものの天気もいいし気持ちも軽やかになる。花粉の問題は残るものの、いやあ~こんなにいい天気だと、どこかにお出かけしたくなる。

この時期我々は、改編という大きな波を乗り越えなければならないわけで、毎年のことではあるが局内で呼び止められることにとても敏感に成っているのだ。「あの~奥田さんちょっとお時間いいですか」なんて言われようものなら、顔面蒼白になるような魔の一言ワードなのである。今のところ事前にわかっていたものだけの変更で今のところ終わりそうなのであるが、まだもう少し予断を許さない状況が続くのだ。この業界で生きていくのは本当に難しい。改編をうまくすり抜け「花見」が美酒となればいいのだが、一歩間違うと苦い酒になりかねない。その瀬戸際にあるのだ。

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この歳になると業界も長くなり、若い制作者はなかなか声を掛けづらくなるだろうし、文句言いそうなオヤジに頼むよりは若いこれからの人たちを一から育てていくほうが、きっと楽なんだろうというのはよく分かる。しかも若い人は言うこともきく。それに引き換え、長年業界に入り海千山千のおじさんたちは、ともすれば昔はそんなことは許されなかったとすぐに昔話。

あぁ〜そうそうよく分かるが、おじさんたちも使ってみれば意外とフランクだし何でもやってくれるのだ。経験はあるしある程度間違いない。しかも、今まで経験したことのないようなことが多くなってきている時代に取り残されたようなおじさんたちは、驚きも新鮮なのだ。若い人には当たり前のこともそうでないことの多いおじさんたちはリアクションが違う。

さあ、どうだ!周りを見回してみると、キャリアはあれど暇そうにしてるおじさんたちがいるでしょ。ほら!そこそこ。いつも難しい顔をしているのは、どうリアクションしたらいいかわからないだけなんだから。声かけたら意外と喜んで乗ってくれるかもよ!世の制作者の皆さん、おじさんは君たちからの声がけ待ってるよ!

Vol.837

やっと寒さが緩んできそうな今週であるが、みなさんはいかがお過ごしだろうか?
3月も半ば、今日公立高校の合格発表も行われ、夢がかなった人そうでなかった人悲喜交交の一日ではなかったかと思う。私自身は、40年ほど前に(ここまで書いて自分自身が一番その歲月に驚いている!)夢かなわず、たそがれた一人であるが、喜びの人なった親御さんはおめでとうございます。そうじゃなかった親御さんにはまだまだ先は長い、これからの彼らの頑張りをそっとエールを送っていただきたい。まあ、確かに勉強はしなかったが、まさか人生最初の関門でNGを出されるとは思っても見なかった。まあここが私の身の程知らずなところであるが・・・。なんとなく、ガリ勉をしなくとも通してくれそうな気がしていたのだが、人生そう甘くはない。

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喜んでいる同級生たちの顔を見るたびに、自分は果たしてどんな顔をしたらいいのか、途方に暮れたことを覚えている。勉強をしていない自分自身のこと棚に上げて、自分のすべてを否定されたかのような錯覚に陥った。たぶん、今回いい結果を出せなかった本人が一番これからどうすればいいのか、考えあぐねているに違いないのだ。
勿論、公立に不合格だったわけだから私立に行くしか方法はないのだけれど、どんな顔をして、親の前に、友達の前に現れたらいいのか一番わからないのが当の本人なのだ。
怒られるのも怖いが、腫れ物にさわるように扱われるのもしんどい。っていうのが正直なところだろう。結果は結果として受け止め、また自分のペースで歩き始めるしか方法はないのだ。そしてこの先、自分らしく努力できる方法を本人が自分自身で見つけてくれることを望むばかりである。頑張れ、みんな!

Vol.836

ここ一ヶ月くらいの間に、2度ほど上京した。月曜から金曜の所謂ベルトのラジオをやってるとなかなか、休みが取れず出かけるのはもっぱら、金曜か土曜となってしまうことが多く、どうしてもバタバタと上京し用事が済んだらとんぼ返りという感じなのだ。今回は息子の受験とそれに伴う雑事の処理のために上京した。
これまたバタバタで過密スケジュールで動いた。帰ったら帰ったで、番組改編時期これまた色々と忙しくその間隙を縫って、入学手続きやらそれに関する手続き等で、なかなか気の休まらない毎日を過ごしていた。県内の高校では入試の後期試験が始まったが、受験生の皆さんに桜が咲くことを切に願っている。我が家を巣立っていくのは娘に続いて二人目であるが、五人から四人、四人から三人になるのだ。
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この春から相当寂しくなるのではないかと思っている。子どもがいるご家庭はほとんどが経験するであろう、親離れ子離れの時期なのだ。息子は残り少ない熊本での生活を友達と共に満喫中である。果たして、親としてここまでは良かったのか?これからは、どう過ごしていくのか?考える日々である。

Vol.835

やっと我が家にも春がやってきた。一年延長され待たされた春だった。
高校の卒業式が行われ、ホッとされた親御さんも多いことだろう。
ご苦労様でした。我が家も昨年卒業式を終えたのだが、あっという間の一年だった。
高校の卒業はこれからの人生の次のステップへの通過点だったりする。
進学だったり就職だったり、人それぞれだ。何も問題なくそこ歩いていける人と、急ぎ足の人、ゆっくりの人、立ち止まる人。長い人生の間のこの時間は、どれを選んだとしても貴重な時間ではないかと思う。我が家は一年立ち止まり今年新たに歩き始める。親元からは離れてしまうが、きっと彼はこれからの新しい生活が楽しみで仕方ないだろう。そこには自由が見え隠れするからだ。
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自由というのは、本当に素晴らしいが、その自由をきちんと満喫するためには、それなりの覚悟と責任が伴うのである。私も大都会で暮らしたことがある。
しかしそれは、華やかな自由な大学生活とは程遠いものだった。私は新聞奨学生というシステムを利用して、それを手に入れた。それでも、そこには開放された自由があると信じていた。まったく自由がなかったわけではない。ほんの少しの自由が当時の私には大きな自由に感じられた。
さ、我が家の自由人は大きな自由を手に入れることはできるのであろうか?